【メモ】ロマン・ロラン
たしか小学5年生の夏休みに、父親が文庫本の『ジャン・クリストフ』を全巻買ってきてくれて、ぜひ読め、ぜひ読めと言うので、なんだかベートーベンぽいよね? と思いながら読んだ。音楽家の物語だった。その頃はまだ本気でピアニストになりたいと思っていた頃なので、全然嫌がらず読んだ。
なぜあの夏休みに『ジャン・クリストフ』だったのか、よくわからない。尋ねたくても父はもう亡くなっている。
おそらく父も小学五年生ぐらいでジャンクリストフを読んで嬉しい経験をしたから、わたしにも勧めてくれたのだと思う。
というのは、大学生になって知り合った友人が『復興期の精神』がすごく良い、と言い張るので買って首をひねりながら読んでいたら、父がいつもの3倍増しの満面の笑顔で話しかけてきたことがあったからだ。とても嬉しそうだった。あんなに嬉しそうだったのだから、あのあと読んだ感想とか話せばよかったと後悔している。
そういうわけで、ロマン・ロランがいつ頃の誰ということを気にせず来てしまったので、今日ちょっと調べたことをまとめる。
・発音はろまんろーらんだった
・生涯(1866-1944)
・終戦直前に亡くなっている。
・共産主義者だった(ちょうどスターリンがいたころ)
反ファシズムということで。
反対したいときに、そこしか寄る辺が無かったのかもしれない。
隣の芝が青いのかもしれない。
寄る辺が本当に無いときに人はどうすればよかったのか?
この問いに例えば哲学はどのように考えるのだろうか。
・生涯を通してフランス革命に関する5つの作品を書いた。
〇フランス革命の流れ(政治と事件)
〇ロマンロランの生きた時代の流れ(政治と事件)
〇フランス革命に関するリスト(接点)