読めば読むほど

読書日記など

【メモ】ロマン・ロラン

たしか小学5年生の夏休みに、父親が文庫本の『ジャン・クリストフ』を全巻買ってきてくれて、ぜひ読め、ぜひ読めと言うので、なんだかベートーベンぽいよね? と思いながら読んだ。音楽家の物語だった。その頃はまだ本気でピアニストになりたいと思っていた…

気になったことメモ

日付に合わせて何かを書こうとするから難しかったのかもしれないと思って、試しで今日気になったことを振り返りで書いてみる。・花を摘む:「野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。​しかし、言っておく。栄華を極めたソ…

メモ210516 (予定と進捗) 〇516(日)予定と進捗 読書会参加の準備勉強会KNKの準備課題GGG準備 井上日召について昨日話題になったけど曖昧だったから調べる MYU相談100分で名著 講義PLST読書会企画IKの準備 〇515(土) 夕方スタミナ切れかかって養命酒飲…

メモ210511

〇お片付け 紙切れが偉いことになっているので、紙きれプロジェクト発動。 分類して、リストだけ作って箱詰めするのを試みる。 これをここに書いているのは、せめて3日間は続けたいから。〇朝会 お誘いした人から返事が返ってきた。 わたしよりも刻みが細や…

メモ210510

〇72時間経過したら消毒しないで良いらしい。〇発生母地とは癌の生まれるところ? 〇ボーカルレッスンメモ : ああああPPPP <> >ああああ オクターブ Oで口の形に注意 着地 跳躍スケール5 みしみ 着地注意 つなぎ目、音程注意。つながって聞こえているけ…

荒地派?210510

今日は調べてたいことをざっくりまとめておきます。 〇荒地派 『荒地』(あれち)詩の同人誌:1947年9月~1948年6月 前身1 戦前の詩誌『ル・バル LE BAL』や『世代』のメンバ 前身2 鮎川信夫などの旧早稲田大学生を中心に結成された同名の文芸誌(1939年)…

日記代わりに 210509

はてなブログの使い方を模索中です。面白かったことを、都度アップしてみることを試み中 ■腸カタルとカタルシス英辞郎によるとcathartic:形・〔薬が〕排便を催させる、下痢を起こさせる・カタルシスを起こさせる、精神浄化作用のある ■視点をあちこち親が喧…

ボーカルレッスン他

ボーカルを習っている。 いまはポケカラというスマホアプリで、自分の歌をアップするくらいはまっている。ボーカルレッスンに関してまとめます。〇はじまりボーカルスクールに通い始めたのは、2019年10月です。月二回のレッスンにしました。その頃は、米津玄…

藤沢周平/終戦日/ポール

■たそがれ清兵衛良い文章を書ける人になるには、良い文章に触れると良い、と言う人がいて、では誰の文章が良いのですかと聞くと、「浅田次郎と藤沢周平」 浅田次郎はとても読みやすかった気がする。でも好きなのは藤沢周平だ。そんなわけで、『たそがれ清兵…

GWの振り返り

近所の本屋が空いていなかったGWでした。駅ナカとか、大型商業施設に入っている書店は、この緊急事態宣言で閉店していました。外出できないからこそ本が読みたいのに、開いている本屋には、読みたい本がありませんでした。それで、ある一日、リュックサック…

■2021年4月振り返り(概要と数値)

<ざっくり> ・今月はがんばった。「できる、できれば、できるとき、できても、できたら、できるはず、できなきゃ」の七変格活用。 ・お金の流れも確認すると、どんな本とどんなおやつを買ったのかが分かって楽しいかも。 ・ブログで、ジョイスと文学理論が…

幸福は付け加えによって増大するということはない。そのように増大するのは幸福の部分だけである。『ニコマス倫理学』

文章の書き方で大切なのは「論理の立て方」です…と、アリストテレス『弁論術』を教えていただいた。こわごわと読み始めたら、危惧していたほどではなく、読みやすい。 目次を見ている第一巻の第五章がなぜか「幸福」だったので、気になって読むと、すべての…

『飛燕』と『ドナドナ』

オンラインのおしゃべりで、好きな歌の話になった。 私は断然、米津玄師の『飛燕』が一番だ。 もちろん、他の米津玄師の曲も大好きだけれど、人前で歌うなら、なんとなく、か細いけど負けず嫌いな私の声質と、曲のイメージが結構近い、ような気がしている。 …

高山宏の講演:「変る身体観、変る人文学」

昨日、2018年8月4日に、唐木田にある大妻女子大連続講演会多摩キャンパスに行きました。 学魔・高山宏のお話を聞くのは3年ぶりぐらい。 学魔は、あろうことか車椅子で遅れて登場。先日の写真ではお元気そうだったのに…。 暑さのせいもあってか、ぐったりと…

いでや、この世に生まれては、願はしかるべき事こそ多かめれ。

講演『徒然草と枕草子』(放送大学教授・島内裕子)を聴いてきました。 講演タイトルの、あまりの壮大さに目を瞠ったんだけど、随筆の古典二つの解釈をまとめて聴ける機会と思って。期待にたがわず、徒然草の専門家による、枕草子との比較のお話しは、ひきたつ…

『ディブック』——記録映画上映とシンポジウム

2016年2月6日(土)に東京大学で行われたイベントに行ってきました。二部構成で、第一部は『ディブック』の映画上演でした。 2002年の作品です。 少々遅刻して会場に入ったら真っ暗で、映画が始まっていました。 慌ててとにかく前の方の空いている席に座わっ…

Low (David Bowie)

スーパーの西友で電球を探していたらデビッド・ボウイのスペースオデッセイがずっと流れていて、なぜ今この曲を?と首をかしげていたその晩にネットで訃報を知った。 デビッド・ボウイの曲を初めて聴いたのは父のLPレコードの「Low」だった。その頃LPプレー…

(ブログ)何を知っていて 何を為すのか

その晩、映画を見てきた帰り道、駅を出たところで父を見かけた。 いつもより良い目のスーツで、シャッターの下りた畳屋の軒先に立って、不機嫌極まりない顔で、煙草に火をつけようとしていた。 家の中ならまだしも、外でこんな顔をしているのは見たことがな…

(ブログ) 意味が生まれるとき  2009年10月02日に考えたこと

情報は、置かれた場所によって意味が変わってくるという。 ある夕方、楽しい集まりが終わって、二次会どうします?と話をしながら電源を入れた携帯で身内Aの危篤を知った。 どうして?今朝、ふつうに話をしたじゃないか。ふつうに新聞を読んで、食事をして…

【本】もののはずみ(堀江敏幸) 小学館文庫(2015)

「ほんのちょっとむかしの」製品で、「捨てられはしたけれど破壊はまぬがれた」ものとの出会いを描く短編集。 それぞれ関連するモノクロ写真と短編がセットになっている形式で、今回特に気に入った短編は、「十九時五十九分の緊張」。オートフリップ・クロッ…

【本】死神の精度(伊坂幸太郎) 文藝春秋 (2008)

作者がブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』に影響されて書いた、と知って早速読みはじめた。死神の行動がすごく面白くて、いや死神本人はあくまでも真面目なんだけど、通勤電車で人前なのに笑い出しちゃった。 ブラッド・ピットの出てくる映画『ジョー・ブ…

(インタビュー)「膨大さに追われずに、バランスよくさっと見て、自分のポイントを見つける」

◇話し手:水野俊太郎 (Shuntaro Mizuno) 1977年東京生まれ。理学博士。早稲田大学高等研究所助教。◇インタビュー日:2015年8月15日◇メモ:インタビュー講座の課題着手にあたり、最初のインタビュー相手を弟にしました。以前から「弟さんはどんな研究をしてい…

能 土蜘蛛

改築間近のホテルオークラへ、母とお能を観に行ってきました。ホテルオークラなんてもう何年ぶりだったか。確か、弟が奨学金を貰って海外留学することが決まって、そのお祝いで、父・母・弟・伯母とで、中華料理屋の桃花林へ行ったのが、およそ10年前。 取…